2007.07.07 Sat
ドイツ語
二〇〇七年 四月。
Second Life内で何をやろうというアイデアが浮かばず、結局無数に存在するカジノとクラブを渡り歩いていた。
その日辿り着いたクラブは出来たばかりのようで、初めてのイベントをやるとドイツ人のオーナーが言っている。それで、私も参加する事にした。
イベントといっても、音楽に合わせて踊っているだけだ。
多分ネットラジオをそのまま流しているのだと思うが、日本のFM局から流れている曲と大差ない。エンターテイメントの世界のグローバル化を感じた。
特に何か共同作業をしているわけでもなく、他愛のない事を喋りながら、ただ音楽に合わせて踊っているだけなのに、何だか打ち解けた気分になってくる。
私には、誰かとカラオケや飲みに行った経験はない。しかし、そういう場所は特定の何かを話したり、行ったりするために行くのではなくて、仲間意識を作り出すために行くのかもしれないと思った。
ドイツ語はもう十年くらい使っていない。しかし、英文を見てもただ面倒臭いとしか感じないのに、ドイツ語は何か思い入れでもあるのか、頭にすっと入ってくる気がする。だが、名詞の性や冠詞や形容詞の語尾変化があやふやになってしまっていて、自分からは話す気になれない。
周りが喋るドイツ語に分からない部分があると、酷くもどかしい気分になる。また、ドイツ語を勉強してみようかと思った。しかし、そんな事をしている場合じゃない気もする。
しかし、そもそも何でドイツ語なんて勉強していたのだろう。余程やる事が無かったのだろうか。
しばらく考えて、思い出した。ドイツ観念論やらフロイトやらユングやらハイデッガーやらその他もろもろ読みたい本が、ドイツ語にたくさんあったからだ。しかし、当時は原書を読むだけの気力がなくて、ドイツ語を何年間か勉強した後、そのまま放置していた。
周囲には数人のドイツ人とひとりの中国人がいる。気を使って私には英語で話し掛けてくれる。おかげでチャットウィンドウは、英語とドイツ語が入り乱れた。
中国の人が今何時かと言い出した。時間とはどこの時間かという感じでおかしかった。やがて、彼女は仕事があるからと言って去っていった。
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Second Life内で何をやろうというアイデアが浮かばず、結局無数に存在するカジノとクラブを渡り歩いていた。
その日辿り着いたクラブは出来たばかりのようで、初めてのイベントをやるとドイツ人のオーナーが言っている。それで、私も参加する事にした。
イベントといっても、音楽に合わせて踊っているだけだ。
多分ネットラジオをそのまま流しているのだと思うが、日本のFM局から流れている曲と大差ない。エンターテイメントの世界のグローバル化を感じた。
特に何か共同作業をしているわけでもなく、他愛のない事を喋りながら、ただ音楽に合わせて踊っているだけなのに、何だか打ち解けた気分になってくる。
私には、誰かとカラオケや飲みに行った経験はない。しかし、そういう場所は特定の何かを話したり、行ったりするために行くのではなくて、仲間意識を作り出すために行くのかもしれないと思った。
ドイツ語はもう十年くらい使っていない。しかし、英文を見てもただ面倒臭いとしか感じないのに、ドイツ語は何か思い入れでもあるのか、頭にすっと入ってくる気がする。だが、名詞の性や冠詞や形容詞の語尾変化があやふやになってしまっていて、自分からは話す気になれない。
周りが喋るドイツ語に分からない部分があると、酷くもどかしい気分になる。また、ドイツ語を勉強してみようかと思った。しかし、そんな事をしている場合じゃない気もする。
しかし、そもそも何でドイツ語なんて勉強していたのだろう。余程やる事が無かったのだろうか。
しばらく考えて、思い出した。ドイツ観念論やらフロイトやらユングやらハイデッガーやらその他もろもろ読みたい本が、ドイツ語にたくさんあったからだ。しかし、当時は原書を読むだけの気力がなくて、ドイツ語を何年間か勉強した後、そのまま放置していた。
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中国の人が今何時かと言い出した。時間とはどこの時間かという感じでおかしかった。やがて、彼女は仕事があるからと言って去っていった。
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|コンピュータ・ネット | 19:58 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

