2005.07.02 Sat
複雑に関係し合っている
二〇〇五年 三月。
以前は、とにかく身体に手を加えなければと考えていた。そして、それが面倒で仕方なかった。
二〇〇三年、パソコンを買って、それをいじくってみると何だか夢中になって、時間の密度を濃く感じた。そうするとそれまで、余計な事を気にしていた気がした。身体を造ろうという考えと行為が、意欲と行動の足を引っ張っているのではないかと思った。もっと楽に、楽しく出来る事に集中した方が意欲に繋がるのではないか。
しかし、人間気を緩めると楽な方へ、楽な方へ流れるもので、実際には楽に楽しめるものなど無くて、今の自分の気力では何一つ為し遂げる事は出来ず、結局全ての行為が単なる退屈しのぎへと堕した。やはり、面倒でも身体を造る事から始めるしかない。
という事で、以前そうする事で脳が活性化するような気がして、寝る前に足の指を開いたり、閉じたり、グー、チョキ、パーをしたりしていたが、その事から始める事にした。
以前は、ただやるだけでは駄目だ、その行為に意識を集中し、身体全体、或いは、身体の芯を意識しなければならないと思っていて、その事がその行為を酷く面倒なものにしていた。
面倒で、面倒で仕方なくて、気がつくと何もしないでぼんやりとしていたりした。そして、その事に気づくと、なぜさっさとやってしまわなかったのかと激しい後悔を感じて、今まで何をしていたのだ、何を感じていたのだ、何を考えていたのだ、そして、どうすれば好いのか、ああでもない、こうでもないと、きりのない強迫的思考で身動きが取れなくなった。
だから、今度はなくべく意識しないで、ただやればそれで好いのだと考えてする事にした。そうすると以前より、ずっと楽に短時間で出来た気がした。
だが、何日かするうちにまた段々いろいろ気にするようになり、気がつくと手を伸ばして地図や本を取って眺めていたりする。結局何も彼もが面倒で、そうやってぼんやりしてしまうのだ。
ここ一年程、左肩の関節が硬くなって、左腕が背中の上の方に回りづらくなっていたが、足の指を動かすようになったら、再び関節が動くようになった。この身体は、さまざまな部分が複雑に関係し合って出来ているのだ。そう考えると、工夫の仕方によってはこの身体には私の知らない可能性がまだまだ眠っているのではないか。
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以前は、とにかく身体に手を加えなければと考えていた。そして、それが面倒で仕方なかった。
二〇〇三年、パソコンを買って、それをいじくってみると何だか夢中になって、時間の密度を濃く感じた。そうするとそれまで、余計な事を気にしていた気がした。身体を造ろうという考えと行為が、意欲と行動の足を引っ張っているのではないかと思った。もっと楽に、楽しく出来る事に集中した方が意欲に繋がるのではないか。
しかし、人間気を緩めると楽な方へ、楽な方へ流れるもので、実際には楽に楽しめるものなど無くて、今の自分の気力では何一つ為し遂げる事は出来ず、結局全ての行為が単なる退屈しのぎへと堕した。やはり、面倒でも身体を造る事から始めるしかない。
という事で、以前そうする事で脳が活性化するような気がして、寝る前に足の指を開いたり、閉じたり、グー、チョキ、パーをしたりしていたが、その事から始める事にした。
以前は、ただやるだけでは駄目だ、その行為に意識を集中し、身体全体、或いは、身体の芯を意識しなければならないと思っていて、その事がその行為を酷く面倒なものにしていた。
面倒で、面倒で仕方なくて、気がつくと何もしないでぼんやりとしていたりした。そして、その事に気づくと、なぜさっさとやってしまわなかったのかと激しい後悔を感じて、今まで何をしていたのだ、何を感じていたのだ、何を考えていたのだ、そして、どうすれば好いのか、ああでもない、こうでもないと、きりのない強迫的思考で身動きが取れなくなった。
だから、今度はなくべく意識しないで、ただやればそれで好いのだと考えてする事にした。そうすると以前より、ずっと楽に短時間で出来た気がした。
だが、何日かするうちにまた段々いろいろ気にするようになり、気がつくと手を伸ばして地図や本を取って眺めていたりする。結局何も彼もが面倒で、そうやってぼんやりしてしまうのだ。
ここ一年程、左肩の関節が硬くなって、左腕が背中の上の方に回りづらくなっていたが、足の指を動かすようになったら、再び関節が動くようになった。この身体は、さまざまな部分が複雑に関係し合って出来ているのだ。そう考えると、工夫の仕方によってはこの身体には私の知らない可能性がまだまだ眠っているのではないか。
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