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自分はこの世界に遍在しているという自己イメージ

前の記事は思いつきで投稿してしまったので、Google Earthなどの衛星写真を使った地図サービスについて考えた事を書いておく。

以前keyholeを試した事があったが、使われている衛星写真が古い(お台場を見るとフジテレビの前にアクアシティがないし、晴海の見本市会場が解体中だったりする。keyholeのサイトを見ると、確か東京の撮影日時が97年と書いてあった)し、解像度の高い写真が見られるエリアが限られていて、がっかりした。Google Earthになって、衛星写真がなかったエリアにも一応衛星写真が貼り付けられているが、やはり解像度の高いエリアは限られているし、東京の写真は相変わらず97年のままだ(Google Mapの方の写真は新しくなっている)。
記号で出来た地図より、衛星写真の方がリアリティがある。そして、衛星写真が新しく、より正確に実空間を反映していた方がリアリティがある。Google Earthの全体がより高い解像度で覆われれば、我々の地球のイメージはリアリティを増す。
検索技術が向上しネット上の情報が精度を増し、我々がネット上の情報を元に実空間上で行動し、その結果をまた情報としてネットにアップすれば、やがてWeb空間が実空間の反映なのか、実空間がWeb空間の反映なのか分からなくなるだろう。我々の見ている世界が現実なのか、我々の中にあるイメージに過ぎないのか分からないように、やがてWeb空間と実空間の境は意味を無くす。
そうなったとき、我々の自己イメージは変化する。我々は世界の中に存在する点であり、その点の周りに世界が拡がっているように見えている。視覚や聴覚といった感覚器がこの身体に集中しているからだ。だが、衛星写真を使った地図サービスなどによりWeb情報が空間的リアリティを持ち、そこにさまざまなWeb情報がリンクするようになれば、いくつもの視点を同時に持ち、自分が同時にいくつもの場所に存在できるような、自分はこの世界に遍在しているような、或いは、自分をも含めてこの地上を遥か上方から見下ろしているような、いわば神の視点を得る。とはいっても、どんなに情報の量と質が向上しても、世界はそれぞれの個人の理解できる範囲でしか理解できない事に変わりはないが。


ところで、私はOperaを使っているのだが、Operaで見るとトラックバックははてなマップ上に反映されているのに、IEで見ると反映されてないのはなぜだ。

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|コンピュータ・ネット | 18:20 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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| wtnv日記:東京京都神戸彷徨(後期のみ) | 2005/07/21 00:54 |

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